複合機は一般的に高価なものです。
そこで、中古複合機を導入するということも一つの手段です。
中古複合機の中でも人気の機種があります。また、中古複合機を導入すると安いというメリットもあれば、デメリットもあります。
今回は、中古複合機の人気ランキングを紹介するとともに、中古複合機を導入するにあたり、リスクがあることも合わせてご紹介していきます。
これから、複合機を導入する人にとっては必見の記事となっています。
目次
1.中古複合機の人気機種をランキング形式でご紹介
中古複合機の人気機種をランキング形式で紹介すると以下のようになります。
1.シャープ:MX-2310F
このモデルの特徴は省スペースで省電力設計が行われていることです。機能としてはコピー機能、プリンター機能、ファックス機能、スキャナ機能が搭載されています。コピー機能に関してはA3の大きな紙までコピーやプリントアウトが可能です。
また、自動両面原稿送り機能も搭載されています。その他にも、USBメモリーからのプリント機能や、インターネットファックス機能なども搭載されています。両面印刷も可能となっていますし、パンチ機能なども搭載されています。パソコンはMacにも対応しています。
2.キャノン: iR-ADV C5030F
このモデルの特徴は、用紙コストの削減を実現する両面コピー機能が搭載されていることで、大型のタッチパネルが搭載されていることで、グラフィカルユーザーインターフェースがよく使い勝手が良いモデルとなっています。
機能としては、コピー機能、パソコンからの印刷機能、ファックス機能、スキャナ機能が搭載されています。両面に対応した自動両面原稿送り機能も搭載され、パンチ機能やUSBプリントも可能になっています。このモデルもMacに対応しています。
3.シャープ:MX-2640FN
このモデルの特徴は、大型カラー液晶が搭載されていて、直感的に操作ができオペレーションミスをしにくいと好評になっているモデルです。機能としては、コピー機能と、パソコンからのプリントアウト機能、ファックス機能、スキャナ機能などが搭載されています。
コピー機能に関しては、自動両面原稿送り機能も搭載されています。スキャンしたデータをパソコンを介さずにそのままメール送信できるという機能も搭載されています。その他両面印刷やパンチ機能なども搭載されています。このモデルに関してもMacに対応しています。
4.シャープ:MX-2514FN
このモデルの特徴は、ワイヤレスに対応していてパソコンやスマートフォンから操作が可能なことです。機能としてはプリンタ機能とコピー機能、ファックス、スキャナ機能に対応しています。コピー機能に関しては最大3400枚もの原稿を一挙にセット可能なのが特徴です。クラウドサービスを活用してデータの共有なども可能です。
2.中古複合機のメリットやデメリット
中古複合機のメリットとしては、価格が安いことにあります。ランキングにて紹介した機種を元に参考価格を挙げると、シャープのMX-2310Fは、メーカー希望価格は、1,198,800円ですが、中古価格となると約80,000円にて販売されています。
キャノンの iR-ADV C5030Fについては、メーカ希望価格は 2,052,000円ですが、中古販売価格は130,000円前後です。シャープのMX-2640FNについてもメーカー希望価格が1,387,800円のところ、中古では約110,000円となっています。シャープのMX-2514FNについてもメーカー希望価格は、1,252,800円ですが、中古価格となると約95,000円となります。
一方、中古複合機にはデメリットがないわけではありません。中古ですのでそれなりに使われてきたわけですから、内部の部品が消耗しています。そのためにメンテナンス料金が高くなってしまうこともあります。
優良な中古販売会社であれば、その中古複合機がどのくらい使われていたかが明記されています。表記の仕方としてはどのくらいの枚数を印刷したかということが目安となっています。一般的には、総印刷枚数が10万枚を超えているとかなり使い込まれた複合機ということになります。
感覚的には自動車の中古車が10万キロを超えている感覚と似ています。また、複合機の保守メンテナンスには期限があります。メーカーやモデルにより異なりますが、一般的には販売終了後から7年が期限となります。
この期限を過ぎると、メーカーに部品の在庫がなくなってしまうこともあり、修理することができなくなることもあるのがリスクとなります。
3.まとめ
今回は、中古複合機の人気機種をご紹介してきましたが、どのモデルもコピー機能、パソコンからのプリント機能、ファックス機能、スキャナ機能などが搭載されていて最新マシンに引けを取らないマシンばかりです。
ただし、ご紹介したように、中古複合機を導入した場合、メンテナンス費用が高くなってしまったり、最悪の場合修理が不可能になってしまったりすることもあります。これらのリスクを考慮した上で、中古複合機の導入をすることをお勧めします。